【大学での学びの声】「異文化知識で行動の背景がわかり理解しあえるように」

 

 

CQラボ代表宮森は、立命館アジア太平洋大学(APU)および東洋大学で非常勤講師として、CQをベースにした異文化間のリーダーシップと組織行動、異文化コンピテンシーの講義を担当しています。

日本人を含め40ヶ国以上の国の学生がこれらの講義を受けています。受講した学生の方2名から感想をいただきましたので、ご紹介します。

 

異文化のメンバーを理解できるようになった

講義でリーダーシップと組織行動を学び、新しい環境に適応するのに非常に役立つリソースであることがわかりました。

以前、アジアのテクノロジー企業で、さまざまな国から来た複数のチームメンバーと働いていました。異なる文化や人々の間の異なるコミュニケーション方法に適応することは、とても大変でしたが、初めてこの講義を受けたとき、同じかそれ以上の困難を感じました。

講義にはさまざまな国から来ているメンバーが参加しています。そして、私たちは異なる国の人々に対して偏見を持っています。グループワークでメンバーが衝突し、落ち着くまでに時間がかかることもありました。
講義を通して知識が増えたことで、心を開いてほかの人を理解できるようになりました。ある背景を持つ人々がそのように行動する理由がわかったからです。

講義で得た洞察を、多文化環境で働く家族や以前の組織の同僚にも共有できたこともよかったです。
異文化についての学びは、将来のリーダーとしての人間形成に本当に役立つものとなると思います。

 

 

異文化環境におけるリーダーとしての実践的なアイデアを獲得

講義では、文化的多様性のある文脈における組織行動や人材に関する基本的な概念を多く学ぶことができました。

ホフステードの6次元モデルやICS(Intercultural Conflict Style)などの知識は、企業や他人を見る際の偏りのない判断基準を与えてくれました。
また、人材管理、特に働く国や地域の文化的背景が異なる場合の適切な管理方法について、より実践的なアイデアを得ることができました。
これらの概念やモデルを記憶し、文化的内容の分析やグループワークの補助に活用したいと思います。

グループワークではリーダーを務め、自分自身を大きく成長させることができました。
私たちのチームのメンバーは、多様な文化的背景を持つ人々で構成されていて、よいCQリーダーになるためには努力しなければならないと、初めて実感しました。

今後は、チームワークで学んだことを実践し、チャレンジしていきたいと思います。
文化の多様性の魅力を教えていただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

一般社団法人CQラボは、ホフステードCWQの日本オフィシャルパートナーとして、カルチャーに関してトータルな学びを提供しています。CQ®(Cultural Intelligence)とは…「様々な文化的背景の中で、効果的に協働し成果を出す力」のこと。CQは21世紀を生き抜く本質的なスキルです。Googleやスターバックス、コカコーラ、米軍、ハーバード大学、英国のNHS(​​​​国民保険サービス)など、世界のトップ企業や政府/教育機関がCQ研修を取り入れ、活用されています。

こちらからCQラボ代表理事 宮森千嘉子の異文化理解についての講座を1週間無料で視聴できます。
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