CQ異文化適応力基礎講座で、自分と日本の文化傾向の違いを知ろう
異文化適応力という言葉を知っていますか?
「様々な文化的背景の中で、効果的に協働し成果を出す力」のことです。
ヘールト・ホフステード博士が考案した6次元モデルを知ることで、文化的背景が異なる人との違いに橋をかけることができます。
異文化適応力は、グローバルでのみ必要なナレッジではない!
異文化適応力は「グローバルな場面で必要なナレッジだよね」と思いがちかもしれませんが、最近は、海外との接点はそんなにない人からも、目から鱗体験をしたという声を多くいただいています。
私自身、グローバル場面が全くないというわけではないのですが、講座の中心になっているホフステードモデルを知って、目から鱗だったのは、日本文化の特性を世界との比較の中で知ったときでした。
確かに、長いものには巻かれろだし、I stateで語らない文化だし、プロセスワーク習いにアメリカに行き始めた当初、現地の友人に「だから日本嫌いなの!住みにくい!」とぷーぷー文句を言ってました。
日本文化ファンの彼は、その度に「でも、日本の持つあの流動性の高さは他の国にはなかなかないよ」と言うのでした。
当時は、彼が何を言ってるのかわからなかったけれど、海外の仲間たちにも助けられて、確かに日本のいいとこもあるなと思えるようになりました。
ホフステードの6次元モデルに出合って知った、日本文化の特性
しかし、日本で仕事をするようになってからも、ホフステードの6次元モデルに出合うまでは、「権力格差と集団主義の国」という思い込みは拭えていませんでした。
統計データを根拠にした6次元モデルでは、日本の権力格差は世界のほぼ真ん中、集団主義傾向もやはりほぼ真ん中です。
これをみたとき、初めて「あのとき彼が言ってたことってこれか?」とはっとしました。
今や、システムアウェアネスの、特にエルダーシップとパワーを構造化するときにめちゃくちゃ参考になっている物事の見方です。
講座を受けて、自分と日本の文化傾向の違いを知り、課題に対処
これまでCQの講座を受講された多くの方々が、すっかりファンになってくださっています。
自分の文化傾向と日本のパターンの違いを知ることで、これまで対処できなかった国内での課題に対処できるようになったり、自分と異質と思える相手を理解することができるようになったりしたという声を多く聞きます。
今年から、基礎講座を革切りに、上級、認定もより内容を充実させてご提供します。
5月11日(土)、7月11日(木)に東京・六本木で開催する基礎講座は、内容は同じで各1日講座です。
生活スタイルに合わせてご参加いただけるよう、5月は週末、7月は平日にご提供します。
秋からスタートする予定の、上級、認定にご参加いただけるタイミングで日程を組んでいます。
今年の基礎講座開催は、この2回のみとなりますので、ご興味のある方はこの機会をお見逃しなく!
▶【CQ(異文化適応力)養成講座 基礎コース】
2024年5月11日(土)開講・東京 詳細・お申込みはこちらから
2024年7月11日(木)開講・東京 詳細・お申込みはこちらから
CQラボ理事
横山十祉子
一般社団法人CQラボは、ホフステードCWQの日本オフィシャルパートナーとして、カルチャーに関してトータルな学びを提供しています。CQ®(Cultural Intelligence)とは…「様々な文化的背景の中で、効果的に協働し成果を出す力」のこと。CQは21世紀を生き抜く本質的なスキルです。Googleやスターバックス、コカコーラ、米軍、ハーバード大学、英国のNHS(国民保険サービス)など、世界のトップ企業や政府/教育機関がCQ研修を取り入れ、活用されています。
▶こちらからCQラボ代表理事 宮森千嘉子の異文化理解についての講座を1週間無料で視聴できます。
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