「ホフステードCWQ認定講座」受講レポート
CWQ認定アソシエートコースにチャレンジしています!
自分でもCWQアセスメントを実施できるようになる講座です
こんにちは。わたしは去年CQラボに出会い、入門講座で「CQを知って文化の違いに橋をかける」ことを知り目からウロコが落ちました。またCWQアセスメントの結果を見て、自分が今まで周りから浮いていたことの理由がわかりました。大方の日本人とは違い「あいまいさの受容」が振り切れて高かったからです。
その後実践講座にも参加し、さらに自分でもCWQアセスメントを周りの人に実施できるようになりたいと思い、CWQ認定アソシエートコースを受講しています。
このコースは、主に事前課題、ホフステードCWQ受検、マスター認定者とのオンラインのグループ・セッションで構成されています。昨年までは英語での受検でしたが、今年からCQラボによる語学サポートで日本語になりました!ありがたい!!
特別補講①は模擬テストやリアルな事例で楽しく学べました
そしてホフステードCWQ受検に備えて、なんとCQラボにて2月20日と22日に3時間ずつ、任意参加の特別補講を実施してくださいました。
20日の講義では、CQラボを主宰する宮森さんから、まずホフステード博士と6次元モデルについてのレクチャーがありました。その後2人組になってCWQ受検の模擬テストを解きました。ひっかけ問題もあったりしますが、2人組なので楽しく取り組めました。受検のために丁寧に内容をフォローいただいていることが感じられました。
そして6次元モデルのなかの「個人主義←→集団主義」について事例を用いて学びました。バリバリ個人主義のアメリカ人ジャニスと、遠慮がちな集団主義のメキシコ人ペネロペがプロジェクトでうまくコミュニケーションが取れず、仕事が進まない様子がまざまざと見える事例でした。ブレイクルームにわかれて、ジャニスのどの発言が個人主義からでた言動なのか、ペネロペは何も言えずにいるのはなぜなのか、といった議論を深めました。
後半は権力格差について「階層志向←→参加志向」を同じく事例で学びました。アメリカ人のジェイソンがインドに派遣されて現場のチームメンバーにフレンドリーに接したところ、メンバーは思うように動かなかったという事例です。ジェイソンはメンバーのやる気がないと本国に報告しましたが、インド側の責任者グプタ氏は、彼らは最高の人材なのでもっと経験のあるリーダーを本国に要望しました。本国は2つの相対するメッセージに頭を抱えたに違いありません。
この日学んだ事例は、国の文化として取り上げられていましたが、日本の組織の中でも個人の文化の違いとして日常的に起きているミスコミュニケーションだと感じました。
特別補講②はロールプレイで各モデルからみた世界を体感しました
22日の講義では、新しくCQラボに加わった横山さんが「システムアウェアネス(※)」を使って学びをぐっと深めてくださいました。20日の事例のジャニスとペネロペ、ジェイソンとグプタ氏、それぞれのロールを体験してみることで、自分が属していないモデルについても「世界はそう見えているんだ」ということを感じられる時間でした。
まだ学びは続きます。丁寧で実践的な補講で学ぶ機会がさらに2回も用意されるとのことで、とても楽しみです!
(※深層心理学をベースに発展したプロセスワークを活用し、組織や社会などの集団、関係性、個人の間の相似性を見出す手法)
受講生プロフィール:50代、女性。キャリアコンサルタント。広告制作業界での20年のキャリアの後、働きながら子育てする男女の支援活動中。